golden-luckyの日記

ツイッターより長くなるやつ

2018-01-01から1年間の記事一覧

TeXのフォントまわりについては、以下の3点が意識して語られるといいなと思う。 TeXのフォント環境の理解は難しい。なぜなら、フォントに関する深い知見はもちろん、今となっては古臭いTeXのディレクトリに関する知識も必要だから 今となってはどうしようも…

%.texという名前のファイルをLaTeXで処理する方法

ふつう、コマンドの引数にファイル名を指定すれば、そのコマンドの実行プロセスに標準入力経由でファイルの中身が渡されると思いますよね。 ところがplatexとかpdftexなどのコマンドは、引数として指定されたものを、すべてTeXのトークンであるかのように読…

2018年でもEPSファイルをTeXで使う

はじめに みなさん、EPSファイル、使ってますか? 近年、(La)TeXの文書作成においては、「EPSファイルを使うな」というマナーが確立しています。 マナーにはデフォルトで抗っていくということで、この記事では、現代的なLaTeX環境におけるEPSファイルの可能…

出版社を作って3年が経ちました

ラムダノートという出版社を作って3年が経ちました。 www.lambdanote.com この12月から、会社としては第4期に突入です。 3年もすれば中学生は高校生になるわけで、それなりに感慨があります。 そこで、pyspaアドベントカレンダーという場を借りて、ちょっと…

ホワイトチョコを挟んだやつ三銃士

ホワイトチョコを挟んだやつ三銃士を連れて来たよ。 ホワイトチョコを挟んだやつ三銃士? 北の専門家、白い恋人。うっす、よろしく。 ヨックモックの専門家、ドゥーブルショコラブラン。がんばります、よろしく。 ルマンド、ルーベラなどブルボンの専門家、…

「そういえば前職でこの話を業務ブログに書いてたな」と思った話があって、検索したところ、ひっかからない。トップページからリンクをたどっても見当たらない。いやな予感がしてもうちょっと調べたら、過去の記事がぜんぶ、しれっとなかったことになってい…

マッハ新書、β版で電子版を先行発売して紙を売り出すという、ここ10年来の英語圏における一部技術書の動向が、日本語圏では技術書界に先立って新書という形で、トップダウンかつボトムアップに再発明されたものという感じがする(ポジティブな感想です)。 …

自分で買った本を読んでいて謎の日本語や組版の不備や構成の甘さに耐えがたくなったり、発売前に長大な正誤表が出るといった話を聞いてしまったりすると、自分の仕事でどこまで手を抜いても売上や信用を落とさずに乗り切れるか、という思考実験がついつい脳…

立ち上げのころからよく知っている電子書籍の出版社直販サイトが昨日で販売を中止し、ハードDRMがかかっていないPDFが主な商品だったので購入済みの本が読めなくなるということは原則としてないんだけど、しばらくしたら購入済みの本のダウンロードもできな…

理工書のタイトルに「入門」が多いのは出版社の編集者が売れるからという理由で入門でないものにも入門とつけたがるからだ、という頻出の話題をまた見かけたので、当事者を対象としてツイッターでアンケートしてみた。 理工書のタイトルを考える立場の人(編…