golden-luckyの日記

ツイッターより長くなるやつ

出版社を作って3年が経ちました

ラムダノートという出版社を作って3年が経ちました。 www.lambdanote.com この12月から、会社としては第4期に突入です。 3年もすれば中学生は高校生になるわけで、それなりに感慨があります。 そこで、pyspaアドベントカレンダーという場を借りて、ちょっと…

ホワイトチョコを挟んだやつ三銃士

ホワイトチョコを挟んだやつ三銃士を連れて来たよ。 ホワイトチョコを挟んだやつ三銃士? 北の専門家、白い恋人。うっす、よろしく。 ヨックモックの専門家、ドゥーブルショコラブラン。がんばります、よろしく。 ルマンド、ルーベラなどブルボンの専門家、…

「そういえば前職でこの話を業務ブログに書いてたな」と思った話があって、検索したところ、ひっかからない。トップページからリンクをたどっても見当たらない。いやな予感がしてもうちょっと調べたら、過去の記事がぜんぶ、しれっとなかったことになってい…

マッハ新書、β版で電子版を先行発売して紙を売り出すという、ここ10年来の英語圏における一部技術書の動向が、日本語圏では技術書界に先立って新書という形で、トップダウンかつボトムアップに再発明されたものという感じがする(ポジティブな感想です)。 …

自分で買った本を読んでいて謎の日本語や組版の不備や構成の甘さに耐えがたくなったり、発売前に長大な正誤表が出るといった話を聞いてしまったりすると、自分の仕事でどこまで手を抜いても売上や信用を落とさずに乗り切れるか、という思考実験がついつい脳…

立ち上げのころからよく知っている電子書籍の出版社直販サイトが昨日で販売を中止し、ハードDRMがかかっていないPDFが主な商品だったので購入済みの本が読めなくなるということは原則としてないんだけど、しばらくしたら購入済みの本のダウンロードもできな…

理工書のタイトルに「入門」が多いのは出版社の編集者が売れるからという理由で入門でないものにも入門とつけたがるからだ、という頻出の話題をまた見かけたので、当事者を対象としてツイッターでアンケートしてみた。 理工書のタイトルを考える立場の人(編…

マークアップ言語における記法とは何かって、確かに定義が必要だった。 記法という言葉を未定義で使っているように思えたんですが。— Tokushige Kobayashi (@TokKoba) 2017年12月25日 ここで取り沙汰されている記事を書いてるときは、「構造およびレイアウト…

note.mu 言いたいことは、すごくよくわかる。でも、残念ながら、「読まれるテキストとは、読み飛ばせるテキストである」というのが圧倒的に正しい。だから、「読まれるテキスト」を考えるなら、元記事のように、「読み飛ばせるテキストにするにはどうするか…

blog.jnito.com 同書の制作の舞台裏がとてもよく伝わってくる、すばらしい記事だった。 すごくよくまとまっているので、未読だけど書籍本体もしっかり書かれているのだろうなと感じた。 で、制作の舞台裏があまりにも伝わりすぎたので、おれにもひとこと言わ…

古き良き雑誌とか新聞の、あのいろんな情報が平面全体をつかって構成されているレイアウトって、読み手に情報を「捨てさせる」うえで効果的なのかもしれないなあ。もちろん作ってる側は「見てほしい」部分を生かすように工夫してるには違いないんだけど、そ…

名が知れている人であれば出版社を使わずに自分で印刷製本して流通させたほう儲かるかもよという記事(もはや出版社より同人誌のほうがいい時代じゃないですかねっていう|yuukee|note)があって、人やジャンルによってはもちろんそうだよね、西野氏の話が…

全国の書店でわりとコアな技術に関する本や専門家向けの本が買えるっていう日本の状況は、マジですごい。マジですごいんだけど、それってもしかすると、コンビニやスーパーマーケットの接客で来店者を神様扱いしてしまうのと根っこの部分では似ていなくもな…

僕がずっと言ってるのはひとつだけで、著者は自分の作品の最終テキストデータをもつべき。でもそのフローを、出版社側の作業がややこしくしている。常にテキストデータをくれるなら、社内のことは社内のこと。 — EnJoe140で短編中 (@EnJoeToh) 2017年11月23…

ある出版社が電子書籍の直販サービスを一方的に打ち切るというニュースが今日あり、自分は前にその出版社で編集者をしていて、打ち切られることになった電子書籍の直販サービスにもわりと近いところにいたし、たぶんぼくが作ったいた本は、その電子書籍の直…