golden-luckyの日記

ツイッターより長くなるやつ

全国の書店でわりとコアな技術に関する本や専門家向けの本が買えるっていう日本の状況は、マジですごい。マジですごいんだけど、それってもしかすると、コンビニやスーパーマーケットの接客で来店者を神様扱いしてしまうのと根っこの部分では似ていなくもないのかなと思うことがある。本に触れてその場で購入できる機会は、どの書店でも同一に得られるべき、という意味で。実際、利用可能な書店が限られている人のほうが多いのは真だし、その人にとって利用可能な書店にない本は存在しないも同然なのも真だし、存在しない本には価値がない。だから全国の書店には、少なくとも日本語で書かれたすべての本が置いてあって、誰もが自分にとって必要な本を探せることが望ましいのは間違いない。もちろん、そんなことは無理なんだけど。無理だから、どこかでだれかが「書店に置く本」を決める。もしかすると、この「書店に置く本」を決めるプロセスには改善の余地があるんじゃないかなあ、と思ってみたりしている。もちろんポジショントークです。